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許状確認
少し前から代稽古の先生方に、どこまで許状を取っているか調べておいて、と言われていたので、昨日、意を決して京都の今日庵に電話を入れてみた。

聞かれるままに、生年月日と名前、住所などを伝えると、ぱたぱたとキーボードを叩く音が聞こえたかと思うと、旧姓を確認され、昔のことなので順番は前後しますが、と前置きして、以下の通り教えてくださった。

入門・小習(昭和54年11月)
茶箱(昭和56年12月)
茶通箱・唐物(昭和55年3月)
台天目・盆点(昭和55年12月)
和巾(昭和56年12月)
行之行台子(昭和59年7月)

え?行台子まで?と私が驚いて言うと、申請してくださった先生のお名前と、平成13年に亡くなられてますが、と言われたとたん、涙があふれ始める。

四ヶ伝までは大学時代の先生、行台子はその後ついた先生(大学時代の先生に紹介していただいた)がそれぞれ申請してくださっていた。こんなところまで申請していただいていたのに、子育てにかまけてお茶の世界に戻らないうちに、先生は亡くなられてしまったのだ。私はなんて恩知らずな弟子だっただろうか。

電話口で泣いてしまったものだから、今日庵の人も困っただろうな。よくお礼を言って電話を切った後、心の中で手を合わせ、改めて天国の二人の先生にお礼を申し上げた。
by minaho_s | 2010-07-17 23:33
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