カテゴリ:おけいこ日記( 11 )
7月3回目のお稽古
今日は貴人清次のお稽古と花月。

先週貴人点てのお稽古したので、密かに貴人清次のお薄の予習をしておいたのに、貴人清次の「お濃茶」を、と言われる。え?お薄じゃなくてお濃茶ですか?と聞くと、k先生曰く、「ここはなんでもお濃茶が先なのよ。お薄やらないこともあるくらい。」
ああ、お濃茶の予習もしておけば良かった。わからないところはk先生に教わりながらなんとかお稽古を終える。やってみれば薄茶の予習も役に立たないわけではなかった。
午後もk先生の元で、貴人清次濃茶点前。2回目だったのでほぼスムースにできるようになった。

花月の稽古を2階で行うようになって、一人点前のお稽古も2階。つまり、私のお稽古指導はすっかりk先生になってしまった。今日は月に一度来られるK先生の日だったのにK先生に見ていただくチャンスが無かったのだ。K先生に帰りの御挨拶をすると、今日は一度も見てあげられなかったわ、と残念そうにおっしゃる。私も全く同じ気持ちでとても残念だったので、花月が終わったらまた是非よろしくお願いします!とお願いしておいた。

備忘録

貴人清次は貴人とお供の人にそれぞれお茶を差し上げる点前。薄茶の場合は建水と次茶碗を一緒に持ち出すが、お濃茶の場合は貴人に一服点てたあと、お供の方にも差し上げますと挨拶して、いったん建水を引き(お茶室をいったん退出して)空にした建水とともに次茶碗を持ち出す。

次茶碗の茶巾は千鳥にたたむ。

貴人台は、木目の粗い方が正面になる。

次茶碗の千鳥茶巾は貴人用の茶巾の向こう側、背中合わせに置く。

次茶碗の茶筅通しは、貴人茶碗よりすべて一手間少なくなる。お茶を点てる前の茶筅通しは、一度上げの二度打ち、しまうときの茶筅通しは上げない。一度打ちだけ。

茶筅通しを終えて千鳥茶巾を取るときは逆手で取る。(向こう側にあるから逆手でとるしかないのか)

貴人にお茶を出すときは客付きに回って出すが、お次に出すときは居前のまま。

貴人から、茶銘等を問われるのは、次茶碗のお茶を点てて出して服加減を尋ね、水を一杓入れたあと。居前のままお答えする。

貴人茶碗で本仕舞だが、次茶碗の仕舞いが残っているので、建水は引かない。

戻ってきた次茶碗を取り込んでお仕舞いの挨拶後、茶筅通し(一度打ち)し、千鳥茶巾を入れ茶筅を入れたら、右、左と二手で建水の上座に仮置き、その手で建水を下げ(いつもより大目に下げる)、柄杓の合が間に入るくらいの空間を空けて、次茶碗も下げる。(下げないと貴人茶碗が置けないから)

拝見の声がかかったら、柄杓を建水の上にたたみ、今度は貴人茶碗を勝手付きに割り付ける。

貴人点てのときは、拝見に出すとき、茶杓は仕覆の上に置いたけれど、貴人清次では、通常通りの出し方で出す。(なんでだろう。。。お供が全部貴人に取り次いでくれるからかな。。。)

花月の本番のときは、折据棚を使うそうだ。

手持ちの古い茶道辞典を調べてみると、こうある。

折据棚
棚ものの一種。裏千家淡々斎好み。赤すぎ材、竹三本柱でできている。天板を正方形に、中棚は資格を斜めにやや小形に組み、地板は又正方形になっているところが、七事式の花月に用いる折据に似ているところからの名称である。中棚の面に松を張って花月の蒔絵がしてある。天板は羽箒・香合・または柄杓・蓋置、中棚は棗、地板には水指を置く。炉・風炉ともに用いる。
(東京堂出版、茶道辞典より)

ネットに落ちている画像を拾ってみるとこんなん。

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☆亭主は茶碗を片付けるとき茶碗は右手で取って左掌に載せる?左手で取って右手で持ち直し左掌に載せる?ああまたわからなくなった!

亭主は最後に水次を持ち出して水指にお水を足すのだが、折据棚の場合、水指を地板の手前ぎりぎりまで出し、蓋は右手で取った後、両側を両手で持って水指手前に立てかける。

亭主は最後に折据を懐中するが、懐紙の間に入れる、とのこと。これは私の持っている花月の参考書とは違うなぁ。
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by minaho_s | 2010-07-17 19:51 | おけいこ日記
7月2週のお稽古
今日は大先生の指示で、花月の稽古の前に一人点前のお稽古をすませ、そのあとに花月の稽古を行うことになった。花月のときには、(足りない人員を補うために)下からだれかを2階に送り込むから、と大先生。

そして、あなたは何をやるの?と聞かれたので、先週は茶碗荘りを見ていただきましたので。。。と答えると、もう一回やる?それとも進む?とさらに聞かれたので、えーっとじゃ、進みます、とお答えすると「じゃ、貴人点前やりなさい!すぐ支度して!」

茶杓荘りか茶筅荘りをやるものと思って予習したのだが、貴人点てとは!

2階に上がり、k先生のご指導で貴人点て濃茶点前のお稽古。

お菓子は高坏にのせ、持ち出す。高坏は懐紙を折って載せその上にお菓子を置く。懐紙の折り方も教わった。二つ折りした懐紙を斜めにずらすのだが、右側が出るようにずらす。左側に出すと仏事になる。
(私は以前着物の襟の打ち合わせと同じと習ったがちがうみたい・・・)

高坏は右手で足のところをもち、左手で盤のところを持つ。ご貴人の前でいったん置き、盤のを持っていた左手は盤の下に添え直し、お出しする。左、右と下がって一膝よけて下がる。茶道口でお菓子をどうぞ、と御挨拶、ふすまを閉める。

貴人台と茶碗の扱いはほぼ覚えていたのだが、拝見の段になって、茶杓と仕覆の取り方、出し方が違っていた。茶杓は仕覆の上に載せてお出しするのだった。

以下、テキスト本より転記。

「右手で仕覆を取り左掌にのせ、右手で茶杓を取り、仕覆の上に手なりに置き、左手の親指で茶杓を軽く押さえて客付きに回り、茶杓と仕覆を一緒に持って茶入れの右側に出します。」

仕覆の上に茶杓がやや斜めに載っている形だが、仕覆を畳の目どおりにまっすぐに置く。従って茶杓は斜めのままの形で良いそうだ。
これが薄茶の貴人点てになると、仕覆がないので、帛紗の上に載せるでしょ、とk先生。
そ、そうでしたっけ??

確かに、先のテキスト本を見ると、薄茶点前の拝見時は、棗をふいた帛紗をそのまま左掌にのせて居前に戻り、茶杓を載せて客付きに回って出す、とある。なるほどー。

このように茶杓をかならず帛紗や仕覆などのおざぶとんに載せるということは、貴人点てのときの茶杓は良いものを使うということなんだろうか。なぜ載せて出すかその理由はどこにも書いてない。貴人点てのときは、掛け物から始まって花入れ、茶碗、貴人台、薄茶器、茶杓など、新しいものを用いるのが良いと書いてある。貴人台は白木のものだが、ご貴人をお迎えするたび、この白木の台も真新しいものを用意するのだ。
贅沢なものだなぁ・・・。

花月の稽古はBグループの先輩弟子さんがお二人加わってくださったので大変スムーズにお稽古が進んだ。
私の亭主役も少しは慣れてきたか。
お稽古なので、取る札も決まっている。私はまず月を引いてお茶をいただいたあとは役札は一切取らない。つまりお点前はしないのだ。4客の席に座っているので、最後に折据を点前座にいる仕舞い花の人のところまで持って行き、それをまた回収するという仕事もある。

ところで、最近、建水に柄杓を載せて運び出すとき、柄杓を落としそうになることがよくある。昔はほとんどそんなことは無かったのに!手が震えているのか、腕が曲がっているのか、体が曲がっているのか。とにかく柄杓を落とすなんて最低と若い頃は思っていたのでいざ自分がそうなると情けなくて仕方がない。
k先生は、本番で落とすのはまずいので、人差し指と中指で柄杓を挟むようにして建水を持ちなさい、と教えてくださった。たしかにそうすると絶対に落ちない。が、私にするとそれは邪道のような気がしてならないのだ。
家で柄杓と建水を買って練習するかなぁ。。。
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by minaho_s | 2010-07-10 17:46 | おけいこ日記
7月第一週のお稽古
今日のお稽古は、更好棚で薄茶平点前。

広間なので中仕舞い。拝見なしで、更好棚に柄杓と蓋置きを荘り残す。

手持ちの参考書を開いて更好棚の項を見ると、こう書いてある。

「十一世玄々斎の好みで、桐材で、掻合わせの塗、爪紅(つまぐれ)の二重棚で、利休好みの三重棚から好みかえて作られたものといわれます。」
薄茶点前の荘りつけ・・・天板は、からのままで、中棚に薄茶器、地板に水指をかざっておく。
薄茶点前の荘り残し・・・中棚に柄杓、蓋置きを荘り残す。
(主婦の友社 新独習シリーズ「裏千家茶の湯」より)

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荘り残すときは、中段に柄杓を向こう三分の一、こちら四分の一の位置に斜めに荘り付ける。伏せて置いてしまったけれどこれは間違いだった。柄杓の合は上向きが正解。これ、5月ににK先生から陰と陽のお話を聞いて勉強したばかりじゃないか。全く身に付いていないことがこれではっきりした。今度こそ、体と頭にたたき込まねば。

平花月、亭主役で2回。
亭主として折据の扱い方をきちんと復習すること。
足の運びがまだまだダメ。もう一度復習すること。

茶碗荘りの濃茶点前。
茶碗に手を添えるときは左手にまで気を配る。親指まできちんと揃えて指を伸ばして。
茶碗荘りの茶碗は、由緒正しいもの。問答についてももっと研究をすること。茶碗についても勉強することが沢山ある。

********

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by minaho_s | 2010-07-03 16:02 | おけいこ日記
6月三回目のお稽古
今日も夏の花月研究会に向けて花月のお稽古。聞くところによると、研究会当日は、レベル別に6組から8組ほどの花月が行われるそうだ。すべて記録する人もちゃんといて、もう30年分ほどの記録があるそうだ。七事式の参考書を読むと、確かに花月の記録を取ると書いてある。今年からはそこに私の名前も加わるのねー。

さて、今日も前回と同じメンバーで花月を2回行った。前回同様、亭主役の人も最初の席順も決まっている。取る札の順もほぼ一定。私は三客なので、花の札を引いてお茶を点てるのが一回、それが済んだら次は月の札を引いてお茶をいただくのみ。そのほかは座替わりをスムースに行ったり、折据の取り方や回し方を間違えないように注意する。平花月一回20分ほどで行うのが標準らしく、そのためには、席の移動をスムースにする、お茶を点てるとき少なめに点てる、などに注意すること。(お茶を少なめに、というのは、代稽古の先生がおっしゃったことではなく、先輩弟子の方がおっしゃったことだけど。。。)

今日は小学校の学校公開と重なっていたので花月終了後は、他の人の茶碗荘りのお稽古を見学し、自分の稽古はできないまま早退する。帰り際に大先生にご挨拶すると、一人点前のお稽古はできた?と聞かれたので、残念ながら時間切れで今日は花月だけでした、と申し上げると、そう言うときは先にやらせてもらえばいいのよ、遠慮無く言ってやりなさいっ!、とちょっと叱られてしまった。
もっと図々しくなってもいいのかな。

もう少ししたら、土曜日の午後の部にも参加させていただけるようお願いしてみようと思う。
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by minaho_s | 2010-06-26 23:39 | おけいこ日記
6月2週のお稽古
先週は小学校中学校の運動会のためお休みしたので、久しぶりのお稽古。

6月からはいっせいにお洋服でのお稽古ということで、代稽古の先生は全員、白いブラウスに紺のお稽古着(淡交会で販売している)。お弟子さんたちも同じお稽古着の方が多く、さながら制服のようだ。

春のお茶会が終わり、夏に花月研究会に向けて社中は花月のおけいこが盛んになっている。私は入会したばかりだし、花月のメンバーではなかったのだが、定例メンバーのひとりが急にお休みで欠員が出たらしく、急遽、花月チームに入れられてしまった!もちろん大先生の指示だから、たとえ以前こんなことを言われていたとしても、従わないわけにはいかない。

2階のお部屋で、5人一組で平花月の稽古。指導はS先生。
すでに亭主、正客、お詰めが決まっており、私は間に入りなさいと言われていたので、3客席にはいらせていただく。また、お稽古だからということで、折据の中の花と月の札は表を向いていて、花の札は順番に取って行くことになっていた。ちょっとびっくり。S先生の説明によると、花を引いた人は次に月を引くことにしているとのこと。そうすれば、だれもが必ず一回お点前が行えるし、お茶も必ずいただける、という寸法だ。なるほど。

席の移動時の足の運びかた、移動のタイミングなど、まだまだ練習が必要だ。足の運びについては、S先生が、左、右、左と下がって、とか、右足で超えて、など声をかけてくださるのでそのとおりに動かすのだが、とてもぎこちなかっただろうと思う。
カラー写真がたくさん入った七事式の参考書を買っていたので、帰宅後もう一度読み直して復習する。

平花月を2回行ったあと、1階のCルームにおりて、茶碗荘りのお稽古をK先生に見ていただく。

備忘録
花月の席の移動。あがる時は右で超える。下がるときは左で超える。
荘り物の準備で水差しの上に茶巾、茶筅、茶杓を荘るが、そのときは浅い茶碗に仕組んで持って行く。(私が準備をしかけているとn先生が通りかかり、注意してくださった。)
茶碗荘りのとき、茶入れを茶碗から出して茶碗と自分の間におくとき、まっすぐに持ち上げてまっすぐにおろす。斜めにしない。仕服を脱がせるときも斜めにしない。ぞんざいなあつかいをしないこと。
茶碗荘りの茶碗は必ず左手を添えて扱うが、水差しのふたをしめて拝見の声がかかって仮置きするとき初めて手を添えない扱いになる。

******

自分のお稽古も一通り終わり、他の人のお稽古を見学していたときのこと。。
そこにたまたま大先生が通りかかり、私のすぐ横、部屋の隅に無造作に置かれていた更好棚を指して「こういうときはまっすぐにして隅に寄せて。お道具は大切に扱うのよ!」とおっしゃって行かれた。

大先生に指摘されて、お棚が斜めを向いて無造作に置いてあるのを見ても何も感じなかった自分がとてもとても恥ずかしくなった。全く基本がなっていないのだ。一事が万事と言う。これからは一つ一つ細やかに気をつけて行きたいと思う。
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by minaho_s | 2010-06-12 15:41 | おけいこ日記
春の懇親茶会
社中のお茶会とはいえ、お客様の総数が100名超える大規模な大寄せ茶会だった。
代稽古の先生社中の生徒さん(たとえば大学で教えている先生は大学生を呼んでいる)も沢山いらしているので、この人数になっているらしい。

私は先輩弟子のKさんに連れられて、9時半から濃茶席(小間)の一席目から入り、続いて広間の薄茶席、6畳間の茶箱席まで、まったく待つことなくスムースに進んでいった。
別棟で点心をいただいて終わったのが12時前。

あっという間に初めてのお茶会が終わった(まだたくさんお客さんが残っていたけど)。

お道具類がすばらしい。
濃茶席のお軸は「落花開戸入」淡々斎筆!
大先生の手になるお茶杓が飾ってある。銘は亡きご主人がつけられたとのこと「一心」
唐物の古肩衝とおっしゃっただろうか茶入れと仕服も飾られている。花は木の花が生けられていたけれど名前を失念。香合もわすれてしまった。
六角形のような八角形のような多面体になったお釜。楕円で、大きな曲げわっぱのような形の朱塗りの水差し。お正客の茶碗は手にすんなり丸く収まる楽茶碗のようなお茶碗だった。古帛紗が添えられていたから楽ではないと思うのだがなんと言っただろうか。最初の5人がそのお茶碗で、次の5人(含む私)が点てだしの平茶碗でお濃茶をいただいた。その平茶碗も素敵。天目茶碗と備前を足して二で割ったような風合いの不思議なお茶碗だった。

お濃茶席に入る前に、主菓子をいただいたが、これは鶴屋八幡の紫陽花きんとん。
お濃茶は、辻利園の萬風の昔。

次に広間のお薄席。
お軸は、「殿閣微涼」鵬雲斎筆!
全国の高弟40名にのみ配られたお軸(それぞれ字句は違うそう)で、しかもそのうちの10名だけは、リクエストを聞いてくれて書いてくださった貴重なお軸だそうだ。
「薫風自南来」に続く「殿閣生微涼」(実際のお軸は生を省略したものだそうだが)
どんなお考えでこの言葉を大先生はリクエストされたんだろう。
淡々斎の字は穏和でやわらかい感じ。鵬雲斎は男らしいというか、鋭いというか、力強い書だった。
広間にも大先生作の茶杓が。こちらの銘もご主人がつけられた「茶乃心」
香合は花筏。お花はテッセン。花入れは唐物とおっしゃっていたけれど、形はカゴのような感じ。(写真が撮れれば良かったのだが、だれもそんなことをしている人はいなくて、私もカメラを持たずに席入りしてしまい、悔やまれる。撮ろうとおもえば撮れたと思う。次回是非撮ってみよう。)
お正客のお茶碗は、円相のお茶碗。ベージュ地のお茶碗に円が一つ。これは拝見にまわらなかったので遠くから見せていただいただけだったが、不思議な雰囲気をたたえたお茶碗だった。
次客のお茶碗はカブト。5月だからね。
点前座は長板で、ターコイズブルーに金の青海波もあざやかなお道具類が並んでいる。網代の風炉先屏風。これもどなたかのお作で立派なものだったようだが、失念。
薄茶器は独楽の形。
広間のお菓子は、柏餅!と思いきや、あのお餅は茶席で食べにくいということで、大先生が特別に和菓子屋に作らせて、柏の葉を開くと白い練りきり!中はこしあんの柏餅なのだった。
なんて心づくしなんでしょう!

最後の茶箱席は、花結界とおっしゃっていたか、点前座のすぐ前に竹がならんでいて、そこに紫陽花が挿してある。
野点を彷彿とさせる設いに、最後の席としての和みを感じた。
お軸は、大先生の帯の裂地に、五月雨の中、畑仕事をする農民の姿を描いた墨絵。
お菓子は茶箱なので、ふりだしから金平糖をいただく。ころころ転がるのがまた楽しい。

各茶室とも、お点前はお弟子さん、半東は、おそらく代稽古の先生方がつとめられていたのではないか。
すべての先生方のお顔を存じ上げないので確信はもてないのだが、でも、お道具の説明から、お客様との会話まですべてとてもスムースかつ内容があるのだった。会話を聞いているだけでも勉強になる。でも全部は記憶しきれない。残念っ!

全体を通じて、テーマとして浮かび上がってくるのは、大先生のお茶一筋の道のり、だろうか。
初めて参加させていただいた社中のお茶会だったが、これから精進していく道筋を示してもらったような、身が引き締まるような、そんなお茶会だったと思う。
感謝。
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by minaho_s | 2010-05-30 18:15 | おけいこ日記
5月3週のお稽古
いつも通りお掃除から。

このお稽古場には大先生の下に、ツートップのかたちでN先生とn先生がおられ、その下に代稽古の先生方がk先生、T先生、S先生、K先生の4名いらっしゃる体制のようだ。Aルームが大先生、A’がn先生、BルームがN先生、Cルームと2階が代稽古の先生たちの担当だ。

今日は、朝一番で大先生の指示の下、A’のお稽古の見学。若いお弟子さんの台天目。私は小習いまでしかやってないことになっているので、貴人点のお客様のつもりでお稽古。
実際は四ヶ伝のお稽古もやっていたことを徐々に思い出したけれど、恥ずかしくてとても言い出せない。

さて、n先生がおられるとはいえ、奥に大先生がすわられているので先週同様、お客様なのに緊張。首筋のあたりがかたーくなっているのがわかる。ロボットみたいなお客だったに違いない。

台天目のお点前は、なつかしく拝見させていただいた。天目茶碗を手に持って茶筅通しするところなど。

その後Aルームの朝礼にも同席させていただいた。居並ぶ先輩方のお一人が利休道歌のうちの一首をそらんじる。
「上手には好きと器用と功積むとこの三つそろう人ぞ能くしる」
どの歌を取り上げるか決まってはいないのだと思うけれど、先生の解説、お話が心にしみた。続いて「言葉」の唱和。私はまだ覚えていないので手を合わせているだけだったけれど。

朝礼が終わると、n先生に、じゃあなたはあちらに下がって!と言われたので即Cルームに移動。(いやー、マジでここは大奥かと思ってしまったよ。)

今日は初めてお目にかかるT先生にお稽古をつけていただく。茶入荘。

小習いの最初は貴人点だとばかり思っていたら、茶入荘など荘りもののお稽古が先となっている。

その後、そのままCルームで見学をしようとおもっていたところ、大先生からN先生に声がかかり、これから勉強する人(←私のこと)にはちゃんとした場所で見せないとダメ!ということで、Bルームで茶入荘のお点前見学。

Cルームは二つほど風炉を置いて、茶室があるつもりでお稽古する場所。Bルームは6畳の茶室仕様で、亭主一人にお客様という正しい(?)体制でお稽古をする場所。きっとCルームよりBルームの方がちゃんとした場所なんだろうな。

その後、Cルームに戻って茶箱卯の花点の見学、茶杓飾り薄茶のお客様役。
小習いは貴人点以外はお濃茶ばかりだと記憶していたが、茶杓飾りなどの飾り物にも薄茶点前があるのね。。。。


今日の備忘録

茶碗の中に物が入っているときの扱いは両手。

お茶入を清める直前、四方さばきの前に懐から古帛紗を取り出し、水差しの前、左側に置き、開く。四方さばき〜茶入を拭いたら、広げておいた古帛紗の上に茶入れを置く。茶入荘は茶入に由緒がある場合に行う点前なので、お座布団をしくというわけだ。

茶筅通しをするとき、茶筅を茶碗に入れて一度打ちしたところで、茶碗を両手でもって膝前に引き、いつもの茶筅通しを行う。

拝見に出すときも茶入は古帛紗にのせたまま出す。両の親指を茶入の肩にそえて。

お茶入れのご由緒は?
なにか御銘でも?
などの問答がある。由緒ある茶入なら銘もあるものなのね。

拝見から道具が戻ってきたときは、まず、仕服、茶杓をとりこみ(左手でいつものように持つ)、茶入を右手で縁内膝前に置く。その後、畳の上で古帛紗を二つにたたんで取り上げるとそのまま懐中する。改めて茶入れを右手で横から持って下がる。



5月のおけいこはこれで終わり。今月末のお茶会が終われば6月のお稽古に入るが、6月からは全員「洋服で」お稽古だそうだ。せっかく着物に慣れてきたところなのでちょっと残念。ま、あついし雨が多いし、大変だものね。

今日の着物は、創世舎という京都の着物屋さんのポリエステル単衣着物。サイズが大きいのでちょっとぶかぶかしている(特におはしょりが悲惨なことになってた!)。帯は母の遺品から、何でも合う万能帯!
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この着物は7月になったらお直しに出す予定。次に着るのは9月。それまでにはきっと直っているだろう。
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by minaho_s | 2010-05-15 23:31 | おけいこ日記
5月2週のお稽古
今日も楽しいお稽古だった。
いつも通り9時前に到着し畳のぞうきんがけをしていたら、思いがけなく大先生が早くお出ましになる。あなたがんばってるわね、と声をかけて下さったのでなんだか嬉しくなる。準備からきちんと参加したい、と思うようになったのは、昨年1年間の表千家の倶楽部のおかげだ。この倶楽部で私は初めて水屋仕事の大切さを学んだのだ。改めて倶楽部の先生と仲間に感謝だ。

今日のお稽古は、濃茶の貴人点前の見学とお客様役、丸卓で濃茶点前、お運びの薄茶平点前、茶箱花点前の見学2回。

丸卓で濃茶点前のお稽古はCルームでK先生にお稽古をつけていただく。月に一度お目にかかるK先生だが、いつもながら的確明解な指導で大変勉強になる。鍛えればもっともっと良くなるから頑張るようにと励まされた。ガンバリマス。

濃茶に続いて丸卓で薄茶点前の稽古をしようと準備していたら、大先生から声がかかり、A’ルームにて運びの薄茶平点前の稽古を行う。A'はAルームに付属している細長い廊下のようなスペースで、廊下のつきあたりに釜を置いてお稽古しているのだった。A'で代稽古をしているのはN先生。Aルームからは大先生がしっかり見ていらっしゃる(様な気がする)ので緊張することこの上ない。ただでさえ暑いのに、手にはじっとり汗。でもなんとか後半は落ち着いてお点前ができたかな。

「ときどきここ(A'で)お稽古見てあげなさい。ちゃんとお稽古つけてあげないといけないわ。」とN先生に命じる大先生。あ、あ、あ、しか言えないワタクシ。

その後の大先生のお言葉。
「お稽古してましたと言う人でもとんでもないことする人がたまにいるのよ。その点、あなたは本当によいお稽古をしてきたようで、良かったわ。」

うーん。とんでもないことって何だろう。。。(__;)

茶箱のお稽古している人たちは若い人たちで、どうやら今度のお茶会で茶箱のお点前するらしい。花点前はお茶碗の中に仕服に包まれた茶入れ(小さい棗)を入れ更にそれを仕服に入れて茶箱に収めてお点前を行う。茶碗の仕服は長緒の扱いの勉強にもなる。いろいろと手順が細かくて順番を追うだけでも大変だ。でも見ていて楽しいお点前だ。

本日の着物は、ヤフオク小紋に、高円寺古着屋単衣帯。帯が浮いちゃってて恥ずかしいな。。。次回はもう少し上手に着つけをしたいものだ。

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あらあらいつもいつも違うお着物で、と代稽古の先生方に、半ば呆れられている私。帯も素敵ね、と褒められたのでついつい嬉しくなっちゃって、これ古着屋さんで買ったんですよ、着物も帯もそうなんですー。と言ったら、ええええーーー!?と、とっても驚かれた。そ、そこまで驚かなくても。。。きっとみなさん、呉服屋さんで仕立てたお着物ばかりお召しなのね(T_T)




※今日の備忘録。

足の運びはまだ混乱している。
立つときは下座の膝を立てるのが原則。
茶室に入るときは右足で立ち、左足を敷居まで進め右足で敷居を越えて茶室に入る。
点前座で立つときは、お客様が右側にいるので、下座にあたる左足で立ち、左足を引いて右足で畳の合わせ目まですすみ、左足で線を越して進む。建水を持っているときは、左で立ったら左を引いて右足をかぶせ左で線を越えていく。

茶碗を運び出すとき、そえる右手人差し指の位置は茶碗の縁から1センチ下。縁はなるべく触らない。

柄杓を構えるとき、1,2,3と数えてから引く。すぐに引かない。

四方さばきは膝とふくさの間にこぶし一つ分空間を空けるつもりで。これ、意外と高い。左肘は張って高さを保つ。結構疲れるけど、形が大事なのでこの感覚を覚えて、とK先生。

茶入れの銅拭きのとき、手は手なりで少し斜めになっているが、茶入れは斜めに倒さない。

茶入れの持ち方は横から。小指が畳に触れる程度。

茶杓を茶入れの上におくとき、茶杓を水平に保ったまま置く。(薄茶点前のときは、斜めにおろしいく)

膝前の茶碗の正しい位置は、敷き板と膝の間の真ん中。ここに茶碗があると、柄杓で湯や水を注ぐときちょうど良い。柄杓の長さや、畳の目の大きさなどきちんと計算しつくされているようだ。

茶碗に茶を入れ茶杓でさばくとき、3の字にさばく。(昔、Zとか井桁とか習ったような気がする)

膝行について。点前座から客付きに回るとき、手は膝頭を押さえる感じに置いて移動。(畳に手をついてはいけない。)膝と膝の間は拳一つ空間があるので、まず、左膝を右膝につける気持ちで一膝すすめ、次に右膝を拳一つ分進める。右膝を進めるとき、気持ち後ろに下がる感じで。つまり、体の軸は変わらず、畳の縁から自分の膝頭の距離を一定に保つ気持ちで。
K先生は、半畳の真ん中に座って、360度回る練習をしたのだそうだ。中心がずれない。どの辺に向かっても縁と膝の距離は同じになるように。これなら家で練習できるでしょ!と言われたので練習しなくちゃ。

丸い物は陽、四角い物は陰。上向きは陽、下向きは陰。
丸卓に柄杓を荘るとき、丸卓が陽なので、柄杓を伏せて陰にする。

水つぎの水の量は、原則は穴のところまで。穴を越えて水を入れると水を注ぐ前に水が飛び出してしまうことがある。
K先生曰く「お稽古だから沢山入っているのよ。同様に、濃茶で使うお茶入れも人数分しかお茶を入れないの。たくさん入っているのはお稽古用だから。」原則を知った上で崩すのは構わない。

水次の扱い。運び出したら、まず茶巾を注ぎ口に当てそれから左手で持ち手を持って持ち上げる。水を注ぎ終わって、水次を畳に置いたら、左手を外して膝の上に戻してから、茶巾を蓋の上に戻し、右手を注ぎ口のところに添えたら左手を伸ばして持ち手を握り持ち上げる。(だったと思う。来週要確認!)
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by minaho_s | 2010-05-08 16:57 | おけいこ日記
5月一週のお稽古
朝早くから行って、畳の拭き掃除なども手伝う。準備をお弟子さん達がみなで手分けして行っているのがよく分かった。
前回お休みしたのでなんとなくまた新たに最初からやり直しって感じのお稽古。
塗りの丸卓でお濃茶のお点前。続いてお薄のお点前。

塗りの棚を使うときはひしゃくの合を落とさずに飾る。
2本足の棚のとき水次は片口水次で次ぐ。水指は棚から出さずに水をつぐ。
お茶を点てるお湯をくんだときのみ切り柄杓。水のときは引き柄杓。その他は置き柄杓。これ基本なんだけど、裏千家独特なのかな。表では女性の点前に引き柄杓がなかったので、つい置き柄杓をしそうになってしまふ。
注意注意。

お薄の貴人点の見学。これはお客様役を仰せつかった。高坏でお菓子をいただくときのやり方をすっかり忘れていた。本来なら半東さんが運んでくれるはずだが、お客役の私ひとり。半東も兼ねてみる。が、貴人台は、右向こう左手前を2回で正面に返す、で良かったんだろうか。(先生はほかのお点前のお稽古もしているので、聞きそびれた)

茶箱、花点前の見学。
茶箱、卯の花点前の見学。

確かにこのお点前、杉並の先生のところに通っていたときに、やったことあるなぁ。。。
茶箱のお点前好きだったんだよなぁ、と思いながら拝見する。

今日の大先生。
またAルームからCルームに来てくださって私に声をかけてくださった。緊張。

「年に4回お茶会をやっているの。5月、10月、お正月と、夏7月に浴衣ざらいといって浴衣でお稽古があるからそれにも参加してちょうだい。浴衣ざらいで、あなた添え釜をするといいわ。」

そして、代稽古の先生に向かって、
「Sさん(代稽古の先生)、この人が添え釜やるから。覚えておいてちょうだい。」

そしてまた私に向き直って、
「そのあと花月に入りましょう。ね、なるべく参加してほしいの。」

とのこと。

なにがなんだかわからないけど、とにかく、お勉強させていただきます、と受けるのみなのだった。

5月のお茶会に参加するようにとのことで、今日、お月謝5250円のほかに、早速茶券代8000円をお支払いした。
最初の1年くらいはお茶会にもお茶事にもよばれないというお話だったと思うんだが、違うのね・・・。
(お金、続くかなぁ。。。まだまだほかにも出てきそうなので、もちっと普段の生活、節約せねば)

先輩のUさんにおたずねしてみると、浴衣ざらい、というのはみんなで浴衣を着て花月などのお稽古をする会らしく、そのときにお稽古参加者にお茶を点ててあげる役目が添え釜。なるほど。
また、今日の代稽古の先生S先生に聞くと、そのときの添え釜はふだんとちがうのはハブタだけ、だそうだ。
ハブタって。。。葉っぱを蓋にした水指だっけ、えーっと。。。。

後で調べます(汗)

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今日の着物は長井紬にヤフオクで落とした紬の名古屋帯。
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by minaho_s | 2010-05-01 13:34 | おけいこ日記
今日は着物で
先週は着つけに失敗して時間切れ。茶道教室初日は洋服での参加だったけれど、今日は朝から気合いを入れて着つけをする。先週と同じ時間(9時半到着)に行ってみたら、すでに張りつめた空気の中お稽古が始まっていた!10時スタートじゃなかったの??なぜ??!!

大先生にご挨拶したあと、先週と同じCルームに下がり、茶入れ飾りのお稽古をしている先輩のお客様役に。今日のおかしは練馬大根をかたどったおまんじゅう。栄泉?
次に男性の生徒さんが茶杓飾り(薄茶で)でお客様役。こんどはお干菓子。梅の香りのするおこし。

私自身は今日は、風炉濃茶平点前と、更好棚を使った薄茶点前のお稽古をつけていただいた。
今日の代稽古の先生は北田先生。木曜日の担当だけれど、第二土曜日だけ土曜日にも来ているのよ、と教えてくださった。指導は明確でとても丁寧。

以下は自分用メモ。

諸々の所作はスピードが一定していないと、不自然になる。
たとえば、ふくさを腰に付けるときだけ素早くしゃっしゃとつけてしまったら、それはおかしい、そこだけ流れが止まる、と指摘される。

ものを扱うときは帯締めのあたりで。
つい手が下がりがち。たとえば棗を清めるとき、心持ち高めにすること。

茶碗をふくとき茶巾を入れる角度は6時。
ななめから適当に入れると美しくない。フタの上においてある茶巾を取ったら茶碗の外側と通って手前から入れるのだ。

中仕舞と本仕舞。
小間なら本仕舞いだけど、今日は広間の扱いで中仕舞い。小習いだったら全部本仕舞い。

中仕舞いは水差しの前でなく、自分の膝前に茶碗と茶器を並べる仕舞い方。
茶杓を清めて茶碗にふせた後、帛紗を左手にもったまま、お茶碗を左に寄せ、棗をとって置き合わせる。帛紗を指にはさんで柄杓を取って構え、水をお釜にいれたあと、水差しのふたしたところで拝見の声がかかれば、柄杓と蓋置き建水にたたんで、右一手で茶碗を勝手付きに仮置きし、棗を手にとって客付きに回る。

柄杓は合一つ分ほど上に。
水をくんだあと、水差しから合一つ分上にあげて一滴水が落ちたら柄杓を移動する。湯を釜に戻すとき、合一つ分くらい上からこぼす。
一定の高さから一定のスピードで水を注ぐと音が違うそうだ。今日は上下にゆれてしまったり左右にゆれてしまったりで、全然音が一定せず。練習が必要。

4人一組で花月をやるそうだ。比較的新しい人たちと思われる人たち(含む私)が大先生から新たなグループに指名され、次あたりからお稽古することになりそう。
もう初心者ではない扱いになっている………(冷や汗)
花月なんてすっかり忘れてるし。虎の巻を買って予習せねば。

それと、朝は9時ごろに行って自分のすわる畳一つ分でもいいからぞうきんがけをするようにとのこと。1年ちょっと表千家の茶道クラブに参加して水屋仕事に少しだけ触れることができたので違和感はない。当然のことだろうと思えた。聞いてみると代稽古の先生がかなり早く来ていろいろと準備をしてくださっている模様。
着つけをして朝9時に家を出るのも結構大変だけれど、次回からは着つけをして8時に家を出るのね。
・・・会社に行くより早い時間だよ。できるのか?>ぢぶん。大先生は、早く来てみなさんと一緒にこの部屋でお稽古するといいわ、とおっしゃってくださってけれど、どうなることやら。
修行修行。



次回のお稽古は24日だがあいにく中娘の学校行事と重なるのでお休みしますと伝えると、「欠席届」を書いて出すようにと代稽古の中村先生に言われる。懐紙に書いて提出した。
本当に学校みたいなお教室だ。


着物写真追加。更紗の着物に竹蔵龍でつくってもらった帯を締めました。

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by minaho_s | 2010-04-10 23:38 | おけいこ日記